BizPack 50 業務支援システム

会議の録音をAIで文字起こしする前に決めておくこと|同意と、音声の行き先

文字起こしのツールを比べるとき、精度や値段の前に決めておいたほうがよいことがあります。「その音声は、どこへ送られるのか」です。

会議の録音には、相手の氏名や所属が入ります。条文で確かめたうえで、BizPack 50 の場合に音声がどこへ行くかも書きました。

外部のAIに送ることは、第三者提供になるのか

個人情報保護法27条1項は、あらかじめ本人の同意を得ないで個人データを第三者に提供してはならない、と定めています。会議の録音や、そこから起こしたテキストに氏名や所属が入っていれば、個人データとして扱うことになります。

ただし同条5項1号は、「個人情報取扱事業者が利用目的の達成に必要な範囲内において個人データの取扱いの全部又は一部を委託することに伴って当該個人データが提供される場合」、提供を受ける者は第三者に該当しないものとする、と定めています。文字起こしを外部のサービスに任せることは、一般にこの委託に当たります。

第三者提供に当たらないからといって、何もしなくてよいわけではありません。25条は、委託する場合には「委託を受けた者に対する必要かつ適切な監督を行わなければならない」と定めています。どこへ送られ、どう扱われるかを自分で把握していないと、この監督ができません。

録音する前に、相手に伝えておく

法律が求めているかどうかとは別に、会議や商談を録音するときは、録音すること・文字起こしに使うことを先に伝えておいたほうが安全です。あとから「録音していた」と分かる形は、相手との関係のほうを壊します。「議事録のために録音させてください」の一言で済みます。

BizPack 50 の場合、音声はどこへ行くか

AI機能を実行したときに限り、その機能に入力した内容が BizPack 50 のサーバーを経由して Google の Gemini API に送信されます。送信されるのは、その操作で入力・選択した内容だけです。他のアプリに保存したデータは送信されません。

それ以外の業務データ(請求書、給与明細、契約書、顧客台帳など)は、お客様の端末のブラウザ内(LocalStorage/IndexedDB)に保存され、BizPack 50 のサーバーへ自動的に送信・保管されることはありません。

ブラウザ内の保存領域は暗号化されていません。同じ端末・同じブラウザを使える方は、開発者ツール等から内容を閲覧できます。共有端末では使わず、端末に画面ロックを設定してください。端末の紛失・初期化・ブラウザデータの消去により、データは復元できません。

BizPack 50 の文字起こしでできること

ブラウザだけで使えます。インストールは要りません。

AIが抜き出した決定事項やToDoは下書きです。そのまま配る前に、必ず元の発言と突き合わせて確かめてください。字幕ファイル(SRT)の書き出し機能はありません。

よくある質問

会議の録音を外部のAIに送るのは、第三者提供になりますか。

個人情報保護法27条5項1号は、利用目的の達成に必要な範囲内で個人データの取扱いを委託することに伴って提供される場合、提供を受ける者は第三者に該当しないとしています。文字起こしを外部に任せることは、一般にこの委託に当たります。ただし25条により、委託先に対する必要かつ適切な監督を行う義務は残ります。

録音することを相手に伝える義務はありますか。

このページでは義務の有無を断定しません。ただ、あとから録音していたと分かる形は相手との関係を損ねます。「議事録のために録音させてください」と先に伝えることをおすすめします。

BizPack 50 で、音声はどこへ送られますか。

AI機能を実行したときに限り、入力した内容が BizPack 50 のサーバーを経由して Google の Gemini API に送信されます。送信されるのは、その操作で入力・選択した内容だけです。

ほかの業務データもサーバーに送られますか。

送られません。請求書・給与明細・契約書・顧客台帳などの業務データは、原則としてお客様の端末のブラウザ内に保存されます。

AIが作った議事録は、そのまま配ってよいですか。

下書きとして扱ってください。決定事項やToDoの抜き出しは誤ることがあります。配る前に元の発言と突き合わせてください。

商談の文字起こし・AI議事録を使ってみる

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